鳥取県倉吉市 サテライトオフィス誘致公式サイト

企業インタビュー

スイコー株式会社​

代表取締役社長 増田純吾様​

【業種】
文具事務用品、オフィス家具、パソコン、ネットワーク構築、ITセキュリティソリューションなどの販売、オフィスのコスト削減コンサルティング、パソコン教室など

Q. 会社について

A. 当社は鳥取県の中部エリアと東部エリアを営業拠点として、主にオフィス用品であったり、IT商材の販売とメンテナンスをする会社です。今年で創業76年を迎えており、地元の多くの企業様と長くお取引をさせていただいております。 ​ 

​お客様の働く環境をより良くするための、文具事務用品から、パソコンやプリンター、あとはネットワークの保守管理、データ管理なども手がけています。最近だとセキュリティの整備であったりとか、そういったものもありますし、あとは働く環境。働く環境って社員さんからすると、すごくモチベーションに影響しますので、オフィスのレイアウトから家具の選定、内装といったところまで、お手伝いさせていただいています。 ​​

2018年の自社のオフィスリニューアルをきっかけとして、コワーキングスペースを併設したオフィスを構えました。自分たちがオフィスとして使う部分に加え、一般の方々にもお越しいただいて、使っていただけるようなスペースを作りたいなということで、コワーキングスペースを作りました。

Q. 自己紹介

A. 倉吉市出身で、現在46歳です。学生の時に少し弓道をやっていまして、倉吉市って倉吉西高という弓道が強い学校があるんですけども、そこに行ってと学生時代は弓道ばかりやっていました。 

大学は東京の方に出て4年間でなんとか卒業して、向こうで4年間ほどウェブ制作であったりプロモーションのお手伝いみたいなことをやって、26歳の時にこちらに帰ってきました。

Q. 倉吉市へ戻ってきた理由

A. まだ26歳でしたので、東京で遊びたい、もうちょっと東京にいたという思いの方が強かったのですが、父親が体調を崩したタイミングで、いずれこちらに戻ってくるという気持ちがあったこともあり、ちょっと若かったですけれども、26歳で戻ってきました。

Q. 倉吉市へ戻ってから行った取組み

A. すぐにはできなかったですけれども、オフィスをリニューアルしたりすることで、当社で働いてくれる人たちが、より気持ちよく働ける環境づくりや、制度づくりというのはいろいろとやりました。 

有休の取得のしやすさであったり、介護育児休暇の整備であったり、副業も当社は解禁していますので、副業の制度を作ったりとかですね。


Q. 倉吉市に来て欲しい企業

A. 二つあって一つは、例えば観光用でもいいですが、お土産とか贈答品の開発とか、生産ができる企業さんに来てもらえるといいなと思ってます。全国いろいろなところに旅行に行くと、倉吉にはないようなお土産をたくさん見るのですが、その多くが倉吉でも作れるだろうなというものなんですね。​ 

倉吉市だけではなく、周りの町も含めると本当にいい素材がたくさんあるので、そういった素材を活かした、商品開発であったり加工販売をできる会社があると、観光で来られた方はもちろん、ふるさと納税での返礼品の定期購入などにつながるんじゃないかなというふうに思います。​ 

もう一つはSNSなどの、インターネットを活用した広報を得意とする会社さんが来てくれたらいいなと思っています。私も仕事でいろいろなお客様や社長さんと会ってお話しするのですが、皆さん販路拡大であったり、人材獲得であったりというところに悩まれています。

それをSNSや、インターネットを活用して、打開したいという気持ちを漠然と持っておられるのですが、会社の中でそれを相談できる人もいないし、身近にサービスを提供している会社というのも倉吉市内にはまだまだ少ないので、そういったことを伴走しながら相談できる会社さんというのが身近にあれば心強いんじゃないかなと思います。今だったらオンラインでやり取りして相談もできますけども、やはり身近にいるっていうのは心強いかなと思います。​ 

​ずっとこちらにいる必要はないけども、やはりポイントポイントで近くで話しながら、時にはお酒を組み交わしながら、将来の事業について語り合えるパートナーがいるというのは心強いですね。

Q. 倉吉市の魅力

A. まず人の部分で言うと、土地柄なのかわからないのですが、真面目な人が多いなという気はしてます。地元の経営者さんも真面目で物腰が柔らかいというか、丁寧な経営者さんが多いなという印象があるので、一緒にお仕事させていただく上でも非常にやりやすいという印象があります。​ 

​環境面で言えば、自然が多いですし、水が美味しいので、お酒も野菜もお肉も食べるものは何でもすべて美味しいです。私自身は暮らすのに、価値のある場所だなというふうに思っています。​​倉吉の自慢は、本当にきれいな自然があるところです。​ 

倉吉市の関金地区の奥に野添というエリアがあり、さらにその奥に大山から流れ込むきれいな渓流があるんですね。倉吉に住んでいる私も知らなかったのですが、先日初めて行ったんです。本当に綺麗なところで、こういうところをきちんと県外の人たちや倉吉の人にも知ってほしいですね。本当の倉吉の良さを知ってる人って、実はあんまりいないのかもなと思って。だからこれから倉吉の良さを見つけて、それをさらにブラッシュアップして、外の人たちにきちんと伝えて、実際に倉吉に来てもらって、さらに感動をしてもらって、そこから拡散してもらうみたいな、そういうつながりができるといいなと思ってます。

Q. 打吹まつりについて

A. もう本当夏の風物詩です。記憶の中の打吹まつりというと、もっともっと賑やかで露店も多かったですし、期間も長かったような気がしてたんです。今はなんとなく人口も減ってきてしまって、露店も少なくなって出てこられる方も以前に比べると少なくなってしまったなっていう寂しさは、昔と比較しちゃうとどうしても感じてしまうんですけども、今の子供からすれば今のお祭りっていうのが一番の思い出でしょうから、長く残していって、子供の心象風景に埋め込んでいく必要があるなというふうに思っています。​ 

また、毎年10月、市内の賀茂神社で例大祭っていうのがあるんですが、男の本神輿と一緒に女性だけで担ぐ女神輿っていうのがあるんですね。男性の方の神輿は、担ぎ手が高齢化していって、どんどん少なくなっていってるんですけども、女性の神輿の方は近くの短大や看護大の学生さんが手伝ってくれるので、女神輿の方が元気があるかもしれないですね。

Q. 進出を検討している企業さんについて

A. いろいろな会社とお取引させていただいてますので、ここの会社にちょっと行ってみたいということがあれば、社長さんともコンタクトを取れると思いますので、遠慮なく言っていただけたらと思います。 ​ 

​コワーキングスペースについては、会員じゃなくてもドロップインで気軽に使っていただけますし、駐車場もしっかり整備されてます。駅からも近いので都市部から来られた場合には比較的使いやすいかなと思っています。 法人登記もできます。 

 

インタビュー時期「令和6年8月」

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